NestorMSX 1.0


.NET Framework 4.0用の実行バイナリとソースが公開されているエミュレータのようです。
MSX1のSCREEN0とSCREEN1オンリーのMSXエミュレータです。スプライトやSCREEN2やSCREEN3等は再現しません。

使い方・設定

インストール方法は、まず、サイトから圧縮ファイル(NestorMSX-1.0.zip)をダウンロードして、解凍します。
とりあえず機能してみるだけであれば、NestorMSX.exe を実行すれば良いです。
NestorMSX.config を書き換えれば、Z80のクロックを変更したり、色々設定できます。
記号などを思い通りに入力するためには、KeyMappings.txt も書き換える必要がありそうです。

解説・コメント

タイマー割り込みは50Hzや60Hzに限らず、自由に変更できるようです。

blueMSXnano よりは利用範囲が広いですが、やはりある程度利用方法は限定されます。
少なくとも現状では、MSX2以降には対応していないとか、音が鳴らないとか。
しかし、
SAVE"$MyDocuments$\My amazing program.bas"
のようにホストのファイルシステムのファイルを読み書きできるとのことで、BASICプログラムの実行環境としては中々興味深い物があります。市販のディスクのソフトや、MSX-DOSは使えないようですが。

また、テキスト内容のコピー&ペーストも可能です。
日本のMSX1のBIOSを使って、NestorMSX.config で
EncodingForCopyAndPaste = shift_jis
に設定すると、半角英数字だけでなく半角カタカナもコピー&ペーストできるようです。

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