センサーキッドを装着したMSX2、のエミュレータを仮公開します。

Common Source Code Projectの2014-12-29のソースがベースです。変更部分のソースもバイナリも同梱です。
仮の名前を yayaMSX2SK とします。(yet another yet anotherではなく、程度を表す日本語の「やや」。)
MSXエミュレータの部分に不具合や未実装機能などがあるので。
サポートはありません。不具合修正や機能追加するかどうかも未定です。

ここにzipファイルは置けないみたいなので、外部に置いてみます。
http://www1.axfc.net/u/3383573.zip
yaya2014-12-29plus1.zip 201,083バイト
CRC32 1580CD76
MD5 1DC6BC5C1F351B279B554A1C36055B40
SHA1 7B5CDEAEA0E53C12D07302D1D1634495918B758A

センサーキッドから吸い出したROM(32KB)をCart#1かCart#2にInsertして下さい。
センサーキッドの入力に関しては、BIOSと同じフォルダに"SENSOR.BIN"という3バイトのファイルを置いて下さい。毎秒1回か、それ以下の頻度でファイルを読み込んで、その内容を入力とします。バイナリファイルエディタで直接書き換えて随時保存するなり、あらかじめ複数パターンのファイルを用意しておいて随時上書きコピーするなり、専用のプログラムを作って随時書き換えるなりして下さい。
センサーキッドの出力に関しては、変化があった場合にタイトルバーに4秒ほど反映されます。
エミュレーションの内容に関しては適当です。

センサーキッドから吸い出したROMが無くても、不完全なMSXエミュレータとして使用することは可能です。

初期状態でRTCから日付を取得すると、現在の年から20年ずれています。内部で補正すれば解決できるのでしょうけど、放置しています。
V99x8のコードはZodiacの物を一部変更や追加した上で使用しています。不具合も未実装機能も無駄な記述もありますが、センセーキッドのオートデモがそれなりに表示できているので、この状態で公開します。(私以外の誰かがopenMSXのV99x8のコードを移植してくれないかな……)

必要なBIOSファイルは以下のとおりです。
"BASIC.ROM"(メインROM)32KB
"SUB.ROM"(サブROM)16KB
MSX1/MSX2/MSX2+、どの機種のBIOSを使用してもそれなりに動いてくれると思います。もちろん、MSX1にサブROMは不要です。しかし、MSX1ではセンサーキッド内蔵のオートデモ等は動作しません。

特殊キーの割り当ては、同梱の"keycode.cfg"を使用しない場合は
 [カタカナひらがな]かな
 [Caps Lock]CAPS
 [F9]SELECT
 [Pause]STOP
ですが、キー入力が少し怪しいように思うかもしれません。
同梱の"keycode.cfg"をexeファイルやBIOSファイルと同じフォルダに置けば、旧yaMSX1(本家Common Source Code Projectに一旦マージされる前のもの)準拠のキー割り当て
 [F6]かな
 [F7]CAPS
 [F8]SELECT
 [F9]STOP
が使えます。
同梱の"keycode.cfg"は旧yaMSX1等で適用されないようにして下さい。

ePX-7からの変更点は以下のとおり。
・フォルダ名やファイル名をmsx1からmsxに変更。
・MSX1のVDPやPX-7固有部分のコードを無効化および名称変更。
・RTCとV99x8(とセンサーキッド)のコードを追加。
・スロット/メモリ関連のコードを追加および変更。

同じソースでePX-7相当のバイナリもビルドできるように作ったつもりですが、動作確認はしていません。

現状で実装されていないが、MSXエミュレータとしては求められるかもしれない機能?
V99x8の一部機能
MSX2以降の一部機能
メガROM
SCC音源
FM音源
フロッピーディスクドライブ
ハードディスクドライブ
マウス
PSGのハードウェアエンベロープが32段階(?)の機種も存在する
日本向け以外のMSXへの対応
など。

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なお、2015-03-21以降の本家バイナリやソースには、上記のRTCやV99x8のための変更内容が反映されています。
よって、センサーキッドや"keycode.cfg"やカートリッジスロット2個+RAM64K以上の環境が必要なければyaya2014-12-29plus1.zipをダウンロードする必要もありません。本家のほうが進んでいる部分も多々あります。

また、openMSXは0.12.0でセンサーキッドに対応しました。センサーキッドをエミュレータで使ってみたい人は最新のopenMSXを試してみるのも良いでしょう。

(yaya2014-12-29plus1.zip 自体は変えてませんが、ここの説明文書は初公開時以降にも随時書き換えされます。)



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